猫は動いているものによく反応しますが、たまにベランダや庭に出しているとカマキリを食べしまうことがあります。
食べているのか遊んでいるのかわかりませんが、カマキリの羽が猫の口元についていて気づく人もいるようですね。
野生のカマキリは、寄生虫のハリガネムシに寄生されているかもしれません。
そんなカマキリを猫が食べても害がないのか、そのあたりを調べました。
猫がカマキリを食べると猫もハリガネムシに寄生されるの?
まず、ハリガネムシに寄生されているカマキリを食べても害はなさそうですよ。
そもそもハリガネムシが寄生する生き物は、基本的に無脊椎動物の昆虫です。
カマキリの他には、バッタやコオロギなどです。
ハリガネムシは寄生虫ですが、昆虫などの生き物の寄生虫としてその名が知られています。
たまに、イワナなどの魚の体からハリガネムシが見つかることもあります。
ただ、人間を含める犬や猫のような哺乳類などには寄生しません。
カマキリが猫に食べられて、猫の体に入ってしまっても、ハリガネムシが成長のために必要とする栄養素が猫の中にはないので、猫の胃の中で消化されて亡くなってしまう可能性が大きいです。
もしくは、猫が吐き出すか便で外に出てきます。
カエルがハリガネムシに寄生された虫を捕食することがよくありますが、ほとんどは、カエルの体の中で亡くなっています。
そんなことからハリガネムシは、何にでも寄生できるわけではないんですね。
それでも、猫が寄生されたカマキリを食べて、運悪く吐き出してしまったら気持ち悪いですよね。
もし、猫がカマキリを爪で転がしながら食べるような光景を目にしたら、カマキリを外に放してあげたほうがいいかもしれません。
まとめ
猫は、動いているものにはすごく敏感に反応します。
食べたいというよりもおもちゃで遊ぶ感覚がほとんどですよね。
猫は、口に合わないものを食べたりすると吐き気をもよおすので慣れた飼い主さんになると、何か口にしたとわかるようです。
猫は、グルーミングした毛玉を必ず吐き出しますから、外から帰ってきたら気を付けて様子を見た方がいいですよね。