カマキリを見たら家に持ち帰ることもあると思います。
すでにカマキリを飼育している人でも性別の違うカマキリは持ち帰りたいですよね。
気になるのはそこで捕まえたカマキリがハリガネムシに寄生されていないかです。
もし寄生されていたらと思うとゾッとします。
ハリガネムシに寄生されているカマキリは、目で確認できるような特徴があるのでしょうか。
そのあたりを調べてみました。
カマキリのお尻を水につけるとハリガネムシがお尻から脱出
一番手っ取り早く、確実に寄生されているかを確認するには、水道水などの水にカマキリのお尻をつける(浸すなど)とわかります。
ハリガネムシは水で生きる虫なので、水を感知したら外に出てきます。
少しお尻から出始めたらカマキリを水から上げてみてください。
中途半端にニョロニョロと体を少し出します。
そのまま水気がなくなると曲がったまま固まります。
また、カマキリの幼虫の場合は、糞をするときにあまりにも遅かったらハリガネムシがいる可能性があります。
ただ、一つ大切なことがあります。
寄生されたカマキリはハリガネムシが体から脱出してしまうと数日後に亡くなってしまいます。
ハリガネムシの体が少し出て来ても、無理に取り除くとカマキリの命も危ないので注意してください。
カマキリは必ず寄生されるわけじゃない
カマキリは、必ずしもハリガネムシに寄生されているわけではないですよ。
カマキリにはいろんな種類のカマキリがいますが、ハリガネムシが水辺の生き物であることから、水辺の近くで活動するカマキリや、ハラビロカマキリのように木の上で、寄生されたカゲロウやトンボを食べる機会が多いカマキリが多く寄生されています。
生活圏が林などのオオカマキリはカゲロウやトンボを食べる機会がないために、あまり寄生されることがありません。
まとめ
飼っているカマキリに虫などを与えてエサにするのはちょっと危険かもしれません。
ハリガネムシはバッタやゴキブリなどにも寄生すると言われています。
エサをやるならペットショップでエサにできるような小さいコオロギも売っています。
ハリガネムシの寄生を考えるなら、ペットショップで安心して食べさせられるエサを購入するのが一番です。