カマキリは、体の裏を見るとどこが胸かお腹かわかりにくいですよね。
昆虫は、頭と胸とお腹、それぞれ部位に分かれて脚が生えています。
となると、カマキリは、どの部分が胸でどこからがお腹なのか、区別するところがいまひとつわかりませんよね。
そういう体つきから見ると、全体的にボヤッとした体つきかもしれません。
カマキリのそんな体について調べました。
カマキリの体のつくりを知ろう
昆虫は、頭・胸・お腹に分かれています。
その中で昆虫の胸部は、3節に分かれているようです。
順番に前の胸を前胸(ぜんきょう)、そして中胸(ちゅうきょう)、後胸(こうきょう)となっています。
それぞれ前胸には前肢があり、中胸には前翅があって、後胸には後肢と後翅があるということです。
脚はお腹ではなく胸のあたりから生えているという定義のようです。
簡単に言うと、脚が生えている部分はお腹とは言わないようですね。
すべての昆虫が胸部から脚が生えているというとわかりやすいかもしれません。
この定義にカマキリの体を当てはめると、カマキリの頭の部分は、三角形の頭と目が収まっている部分が頭部、胸の部分は、カマキリの武器になる大切なカマも胸部。
カマキリのカマは、専門的に言うと、前肢(ぜんし)になります。
さらに羽や2対の脚が生えている部分も胸部のようです。
それより下がお腹の部分になるようです。
見た目では、お腹から生えているように見える脚でも、腹部とは言わないということですよね。
一番わかりやすいのは、脚も羽も胸から生えているということですね。
まとめ
昆虫でも体のつくりがわかりやすいのが、アリや蝶のようですよ。
カマキリやカブトムシなどの甲虫は、とくに背中から見たときは、お腹のあたりから脚が生えているように見えます。
でも、専門的にいうと後ろ脚が生えている部分も胸になるんですね。
カブトムシは、ずいぶん胸が広くお腹が狭い感じですよね。
カマキリも同じく胸が広くお尻に近いわずかな部分がお腹になるんですね。
お腹は、ほぼお尻に近い部分だけになるんでしょうか。