カマキリの子供はいったい何を食べて、どんな風に飼育すればうまく成長するのでしょうか?
今回は子供を育てる為にどうしたらいいか、具体的にカマキリの子供の餌と飼育方法について調べてみました。
カマキリの子供の餌について
生まれたばかりの子供は体長1cm未満と、とても小さいです。
その為、餌も小さくなくてはいけません。
そしてカマキリの性質上生きた餌しか食べないのです。
カマキリの子供が食べる餌に向いているのはショウジョウバエ、ワラジムシ、アブラムシ、タカラダニ、トビムシ、ミルワーム、コオロギSSサイズなどです。
餌のおすすめはアブラムシとショウジョウバエです。
まずショウジョウバエの捕まえ方ですが、虫かごの中にバナナなどを放置します。
しばらくすると勝手に集まってきますが、ここでポイントが1つ。
網目が大きいとカマキリの子供が逃げてしまうので、新聞紙などかぶせておくといいです。
ただ衛生的に食べ物の放置が心配なら、クワガタやカブトムシの飼育に使う腐葉土を庭に放置しておくのもいいです。
アブラムシは庭や草むらから獲ってくる以外ありません。
コオロギSSサイズは、釣具屋さんや肉食の熱帯魚などを取り扱っているペットショップでも売っています。
一つ注意したいのが野生の餌は寄生虫がいる場合があります。
寄生虫がいる餌をカマキリが食べると、今度はカマキリに寄生するので要注意です。
もし寄生虫が心配ならコオロギSSサイズを与えましょう。
売っているコオロギは完全養殖なので安全です。
基本的には生きた餌をあげますが、どうしても無理な場合はハムやささみ、豚肉、かまぼこなどの動物性の肉類などを少し与えるのも大丈夫です。
これらの餌を与える時はヒモにぶら下げたり、ピンセットでカマキリの目の前で揺らすと餌だと勘違いして食べます。
毎日同じ餌を食べていると人間と同じように飽きてしまうことがあるので、餌を周期的に変えることもおすすめします。
餌をたべないときはどうしたらいいか
餌を食べない場合はヨーグルトの無糖のものを竹串の先につけてあげるといいです。
また、コオロギを半分にしてヒモにつけて目の前で揺らしてあげるのもいいです。
飼育方法について
カマキリの子供は1つの卵嚢から200~300匹の赤ちゃんが生まれます。
1つの虫かごの中に200~300匹の赤ちゃんが同じ虫かごの中にいると窮屈なので、数匹を残して逃がすといいです。
また共食いを防ぐ意味もあるので、残ったカマキリの子供をさらにいくつかの虫かごに分けることをお勧めします。
カマキリの赤ちゃんは脱皮を繰り返して大きくなります。
脱皮しやすいように虫かごの中に葉っぱや小枝などを置いておくといいです。
まとめ
カマキリの子供は脱皮して大きくなることがわかりました。
そして人間と同じように同じものばかりを食べていると、飽きがくるということに驚きました。
一番驚いたのはヨーグルトを食べることです。
カマキリの子供も大きくなる為には色々食べなければいけないという事に、親近感がわきました。