カマキリは何を食べるのでしょうか。

鋭いカマと大きな目を見るかぎりでは、優れたハンターという印象を受けます。

カマキリが食べるものについて調べてみました。

カマキリ 餌 コオロギ 食べる

カマキリは肉食

カマキリは生まれながらにして肉食で、卵から孵った次の日には獲物を探し始めます。

最初は体が小さいため、アブラムシなどの小さなものしか食べませんが、大きくなるにつれて獲物も大きくなっていきます。

オオカマキリの成虫は体長9cmほどにもなるので、バッタ、セミ、コオロギやチョウなどほとんどの昆虫が獲物の対象となります。

また、動くものは何でも捕獲する習性があるため、昆虫だけではなくカエルやヘビの子どもを食べることもあります。

飼育する場合は、棒の先にいろんなものをくくりつけてカマキリの前で動かし、捕獲するかどうか観察してみると興味深い結果が得られるかもしれません。

たとえば、チョウの羽だけの模型を動かすと反応しなかったカマキリが、胴体つきの模型には襲いかかったというように、捕獲対象とするには何かしらの条件があるようです。

これは未だにはっきりとは明らかにされていません。

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大きいものにも立ち向かう?

カマキリは基本的に自分より小さい獲物を食べますが、時には大きな獲物がやってくることもあります。

そんなとき、カマキリは警戒し、逃げたり葉に擬態したりして回避します。

しかし、果敢に立ち向かうときもあるようです。

そんなときは羽を広げて体を大きくみせ、おしりの先を上下に動かし羽に当てて音を出し、威嚇します。

相手がびっくりして動けなくなったところを捕まえます。

脱皮中にはコオロギを近づけない

飼育している場合、脱皮しているカマキリにコオロギを与えると、かじりつかれることがあります。

カマキリが脱皮するときは2、3日前から餌を食べなくなるので、この期間には生きたコオロギは与えないようにしましょう。

まとめ

カマキリはかなり獰猛な肉食ハンターです。

ヘビやカエルの子どもまで食べてしまうのはすごいですね。

動いているものを捕獲する傾向があるため、飼育しているカマキリに木切れや紙切れなどをちらつかせて捕獲させてみましょう。

食べ物じゃないとわかると、カマキリは怒ったようにぽいっと捨てます。

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