肉食の餌を食べるカマキリですが、人間と同じようにお腹がいっぱいになるということがあるのでしょうか?
お腹がいっぱいになったとして、食べすぎた場合はどうなるでしょうか?
今回はカマキリは餌を食べすぎることがあるのかどうか調べてみました。
カマキリは餌をどのくらい食べるのか
カマキリは餌を食べられる時に食べられるだけ食べる習性があります。
つまり餌を与えれば与えた分だけ食べるというわけです。
食べすぎを予防する為にはしっかりと餌の管理をする必要があります。
大人のカマキリでも1日1回1匹で十分です。場合によっては2日に1匹でも大丈夫です。
赤ちゃんも同じです。
カマキリを飼育している方から聞くと、最も多いのは2日に1回の割合で餌をあげている方が最も多くいました。
そして飼育失敗の原因の第1位は餌の与えすぎです。
つまり、餌を与えすぎるとカマキリは亡くなってしまいます。
食べる量としてはコオロギ1匹とか、バッタ1匹とかで十分です。
動いている餌しか食べないので気を付けましょう。赤ちゃんカマキリも同様です。
バッタ1匹でもいろんな大きさのバッタがいます。
大きさの目安としてはカマキリの体積の3~5割分食べれば2、3日は食べなくても大丈夫ということがわかりました。
さてカマキリにも雄と雌がいますが、どちらが多く餌を食べるのでしょうか?
調べてみると雌の方が多く餌を食べることがわかりました。
カマキリに長生きしてもらいたかったら餌を与える量はきっちり守りましょう。
もう1つ注意点があります。
カマキリは餌の他に水も飲みます。必ず水もセットで与えるように気を付けてください。
餌を沢山食べるとどうなるか
先ほども述べましたが餌を食べすぎると亡くなってしまいます。
ただ餌を沢山食べると通常よりも早く卵を産むとも言われています。
しかし残念なことに早い時期に卵を産んだカマキリは亡くなってしまうのも早いです。
この理由は早く卵を産んでしまった為に、疲れて早く亡くなってしまうと言われています。
逆に今まで毎日餌を食べていたカマキリが餌を突然食べなくなる時があります。
この原因はいくつかあり、脱皮が近い時、同じ餌ばかりで飽きている時、亡くなる時期が近いときです。
この原因を知っていれば餌を食べなくなっても不安になることはありません。
冷静に対処できると思います。
特に脱皮をしようとしているときは餌を与えないように気を付けましょう。
餌の虫がいるとカマキリの脱皮に支障がでてきます。
脱皮しているときに餌となる虫がカマキリに触れたりして羽が曲がってしまったりするからです。
脱皮するタイミングをしっかり観察することが大事です。
まとめ
カマキリは餌を与えた分だけ食べてしまうということでしたが、他の研究で満腹なら食べないこともあるということがわかりました。
小さい体ですが自分の体積の3~5割も餌を食べるなんて驚きです。
生きた餌しか食べないカマキリはグルメだなと思いました。
カマキリに長生きしてもらう為にも餌を与える量をしっかり守りましょう!