カマキリが妊婦さんとなっている期間ってどのぐらいなんでしょうね。
自然の中でカマキリの妊婦さんはあまり見たことがないので気になりますよね。
また、幼虫から羽化する時期っていつなんだろうと思います。
そこで、産卵までの期間と孵化の時期、羽化するときのサインについて調べました。
産卵までの期間と孵化の時期
カマキリのお母さんの最後の仕事は産卵ですよね。
カマキリのメスがオスと交わってから産卵するまでの期間は妊婦さんですが、妊婦期間は、だいたい10日から2週間とかなり早いです。
もちろん、カマキリの生活している環境にもよります。
産卵する時期はだいたい秋の後半の11月頃から12月ぐらいです。
産卵された卵はしっかりと越冬し、卵の孵化の時期は、4月から遅くとも6月頃に孵化します。
自宅で飼育している環境での産卵でも、温度管理をすれば4月ごろには孵化の時期を迎えます。
孵化するまでの期間は、風通しのいい場所に飼育ケースを置くのが一番いいです。
暖房のよく効いた場所だと、孵化が早まってしまうこともあります。
それほど寒い地域でなければベランダに出しておいてもいいでしょう。
幼虫から羽化するサインは?
羽化するときの脱皮の時期は、生活している環境も大きく関わります。
羽化するのがいつかよりも、羽化するときの脱皮のサインを知ったほうが、羽化の時期を知りやすいです。
羽化が近づいてくると、動きが鈍くなります。
ほとんどじっとしたまま動きません。
木の上にいてもそのままずっと同じ場所で身じろぎもしません。
餌もまったく食べなくなります。
体の見た目の変化は、翅芽の部分を見るとすこし膨らんできます。
羽化によって翅芽の部分が羽になるんですね。
そのうちに体をくねらせるような行動をし始めたらいよいよ羽化していきます。
最後の大仕事ですね。
まとめ
カマキリは、卵を身ごもってからわずかな期間で産卵するんですね。
人間よりもうんと早くてちょっとびっくりですよね。
春に生まれて成虫になり秋には産卵して、幼虫の姿を見ることなくカマキリの親は姿を消すなんて、ちょっと物悲しいですね。