肉食の性質で共食いすることで有名なカマキリですが、赤ちゃんの頃から共食いしているのでしょうか?

もしするならどういう時に共食いするのでしょうか?

今回はカマキリの子供は赤ちゃんの時から共食いするのか調べてみました。

カマキリ 子供 赤ちゃん 共食い

カマキリの餌は生きているもの

カマキリの餌は生きているものでないと餌を食べません。

それは生まれたときから同じです。

体長1cm未満で生まれてくる赤ちゃんは主にアブラムシやショウジョウバエ、ワラジムシなどの小さい虫たちを食べます。

大人のカマキリはバッタやコオロギなどを食べます。

1日1匹でもいいですが、2日で1匹くらいでも十分だそうです。

カマキリは同じ餌ばかり食べていると飽きがきてしまい、餌を食べなくなることがあります。

飽きが来た場合は餌を変えてみるといいと思います。

野生の虫以外の餌は、ハム、豚肉、ささみなど動物性の肉類もおすすめです。

またヨーグルトをつまようじの先につけあげたりすると食べたりするそうです。

そして忘れていけないのはお水です。

カマキリはお水を飲む生き物ですが、赤ちゃんカマキリの飼育ケースに水を容器に入れて置くと溺れてしまうので、ティッシュに水を含ませて置いてあげるといいです。

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共食いをするタイミングはいつか

カマキリが共食いをするタイミングですが、単純に餌が不足した時に起こると言われています。

200~300匹生まれてくるカマキリの赤ちゃんですが、大人のカマキリになれるのは良くて4%ぐらいと言われています。

その生存率は飼育ケースを分けて飼育する以外の場合、野生でも変わりません。

飼育ケースを分けずにそのままの状態で飼育していると、まず赤ちゃんの数が200~300匹ということですから、単純に1匹の赤ちゃんカマキリにつき1日1匹餌が必要と考えるとその餌の量がとてつもない量であることが分かると思います。

毎回200~300匹も餌を確保することはとても大変ですし、ほぼ不可能と言えます。

そうなると餌が不足し、赤ちゃんは共食いを始めてしまいます。

「最初は200~300匹もいたカマキリの赤ちゃんが、共食いされてわずか1匹になってしまった」ということも珍しくないくらい共食いはカマキリにとって付き物とも言えます。

大人のカマキリを飼育するときも同じように共食いしてしまうので、1匹につき1つの飼育ケースにしたほうがいいです。

またカマキリが餌の与えすぎで亡くなってしまうのが亡くなる原因第1位、と言われるくらい餌の管理については難しいです。

まとめ

カマキリの赤ちゃんは生まれたときから弱肉強食の共食いのリスクにさらされていることがわかりました。

共食いをするから生まれてくる数も200~300匹と多いのかなとも考えました。

飼育ケースを分けこの共食いがなくなるのなら、カマキリの赤ちゃんの生存率がすこしは高くなるのではないかと思いました。

何もしなければ、飼育も野生も生存率が変わりません。

カマキリを飼育するときは、是非飼育ケースをいくつかに分けようと思います。

またカマキリの赤ちゃんが元気で沢山育つといいなと思いました。

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