お子さんがカマキリを捕まえてうれしそうに家に持って帰ってきたものの、それがカマキリの赤ちゃんだとどうしていいかわかりませんよね。
カマキリの赤ちゃんには、どんな食べ物がいいのか困ります。
そこで、カマキリの赤ちゃんに与えるエサと水やりについて調べました。
また、カマキリの赤ちゃんによってはアリに擬態するカマキリがいるとか!
そのあたりも紹介します。
カマキリの赤ちゃんのエサやりと水やり
カマキリの赤ちゃんには、エサとして草地などにいるアブラムシや小さな羽虫をあげるといいかもしれません。
アブラムシや羽虫は比較的捕まえやすいですよね。
毎日エサをとってくるのも大変なので、アブラムシや羽虫を数匹、入れ物に入れておくといいですよ。
また、夜になるとライトや家の光に集まってくるコバエもエサには適しています。
カマキリの赤ちゃんは、あまり大きな虫だと食べないこともあります。
カマキリの赤ちゃんの体のサイズに合わせて小さい虫にしましょう。
また、アリをエサとしてカマキリに与える人もいるようですが、アリは思わぬ反撃にでることもあるのでやめておいたほうがいいかもしれません。
エサやりと同じく水もとても大事です。
カマキリの赤ちゃんは脱水もしやすいので毎日水を切らさないようにしましょう。
水のやり方は、毎日飼育しているケースを霧吹きなどで水滴をつけるだけで十分です。
やり過ぎないようにしましょう。
赤ちゃんのコカマキリがアリに擬態するの?
コカマキリは、本来茶色の色をしたカマキリがほとんどです。
そのために木の枝や土の色に擬態して、土の上や枯れ葉の中で獲物を探したり、天敵から身を守ったりしています。
そんな褐色の体でももっと黒に近いコカマキリの赤ちゃんは黒アリに擬態することがあります。
見るからに黒いアリのようで見事な擬態に感心しますよ。
アリだと思ってよ~く見ると、頭が妙に大きくておかしいと思うはずです。
見た目は、アリよりもずっと可愛いです!
赤ちゃんは赤ちゃんなりに生きていく術を知っているんですね。
まとめ
カマキリの赤ちゃんを育てていくのは、かなり不安ですよね。
ましてお子さんが持って帰ってきたカマキリならお子さんの留守中も気を使います。
でも、こんな小さい命がどう育っていくかを見せるにはいい教材ですよね。
それに、お子さんにつられて大人もカマキリの魅力に引き込まれることもよくあることのようですよ。