カマキリは、北海道にはいないんじゃない?なんて言葉をよく耳にします。
北海道には秋がないと聞きますが、カマキリは秋に活発に活動する昆虫です。
気温によっては北海道も生活できるような環境なのでしょうか。
実は、種類はかなり少ないものの北海道の南西部、札幌や小樽、函館などでカマキリが見られるようです。
そこで、ここでは、札幌に生息しているカマキリの種類と時期を調べました。
札幌に生息するカマキリの種類と時期は?
北海道には、オオカマキリとウスバカマキリの2種類が生息しているようです。
他にも目撃されたカマキリはいますが、この二匹のカマキリの生息分布地には、ちゃんと北海道の名前が記載されています。
オオカマキリは、札幌の円山公園や東山公園などで見られるようです。
どちらの公園でも草原付近で目撃されていることが多いようですね。
オオカマキリは、陽当たりのいい森林、木や草が生い茂る草原付近に生息しています。
オオカマキリは、体長がメスで大きいと110mmにもなります。
小さくて75mmほど。
オスは95mmぐらいにはなります。
オオカマキリは、体が大きいので見ればすぐわかるはずです。
オオカマキリが見られる時期は、本州では、8月ぐらいから11月にかけて見られます。
北海道では、本州の時期よりもやや早い時期で9月頃にその姿を見ることができるようです。
探しに行くときには8月末あたりから探しに行くのがいいかもしれません。
北海道は、他にもハラビロカマキリの目撃情報もあります。
北海道では、カマキリの話にはいろんな説があって、北海道で目撃されたカマキリは、本州から持ち込まれて繁殖したのではないかとのことなんですね。
カマキリは、寒さにはとても弱い昆虫です。
暖かい土地を好む生態からそんな説が上がっているようです。
その中から特定の種類だけが生き残ったのか、卵を産んでうまく繁殖したのかはっきりとは解明されていないようですね。
まとめ
カマキリが北海道にいることはいても、かなり種類も数も少ないようです。
もしカマキリの卵を見かけることがあったら、それはすごく貴重な卵になるかもしれません。
冬の時期を越せるのかどうなのかも観察したいですよね。
昔よりも平均気温が上がっていると言います。
いつかカマキリも北海道で普通に見られる日が来るかもしれませんね。