玄関先や庭先を掃除しているとアリを見つけることはよくあります。
たまに洗濯物にくっついてきたのか家の中に黒いアリがぽつんとしていることもありますよね。
その小さくて黒いものは本当にアリだったのでしょうか。
カマキリには体が黒く小さいカマキリもいます。
アリと間違えることもあるんです。
そんな黒くて小さいカマキリを調べました。
体が黒いカマキリは小さいけどなんて言うカマキリ?
体が小さくて黒いカマキリは、ヒナカマキリかヒメカマキリ、もしくはコカマキリの可能性があります。
もともとカマキリは、卵から孵化してすぐの状態はとっても小さいです。
大きさはアリぐらいでしょうか。
さらに卵から孵化して集団でいると、アリと間違えて箒や足で取り除く人もいるようですが、よく見ると頭の部分がアリよりも大きく明らかにアリと違うのがわかると思います。
黒くて小さいのは、自分が生息している葉っぱなどでアリに擬態することで安全に暮らすためではないかとも言われています。
ヒナカマキリは、卵を包んでいる卵鞘もすごく小さいです。
人間の指二本で軽くつまめる小枝ぐらいの小さい卵鞘もよくあります。
体長も2mmぐらいのものが多く、よく見ないとカマキリなのか他の昆虫か区別つきません。
ヒメカマキリも黒くて小さくよく飛ぶことあるようです。
コカマキリも成虫になってもそれほど大きくならないカマキリです。
コカマキリのほとんどは体が黒いのが特徴です。
このコカマキリは、幼虫の時期は、本当にアリによく似ていることから、たいていの人はアリと間違えることが多いです。
ただ、アリと違って、脚も長くちゃんと曲がっています。
カマも小さいながら太さもあって、よく見ればアリとは違うことがわかります。
まとめ
アリは体に合わせて足も短いのですが、カマキリの赤ちゃんは、やや足が長く地面からの距離も少しあります。
そんなところが人に寄っては、アリよりも気持ち悪く感じるようです。
カマキリには、そんな幼虫の赤ちゃんもいることを知っておいてほしいですね。