秋も後半に入るとカマキリの卵があちこちに産み付けられています。
そんな卵を持ち帰って孵化させたてみたいと思ったら、卵が産み付けられた場所ごと家に持ち帰りましょう。
木の枝なら長めに切って持ち帰ります。
用意する飼育ケースは大きいケースがいいですよ。
さて、家に持ち帰った卵の孵化のさせ方と赤ちゃんの育て方を調べました。
カマキリの卵の孵化のさせ方と赤ちゃんの育て方
カマキリが卵は、だいたい4月から5月にかけて孵化します。
カマキリが産み付けた木の枝や葉っぱなどは、飼育ケースの側面などにぶつからないようにおいて、あとは何もしなくても大丈夫です。
大事なのは飼育ケースの置き場所です。
飼育ケースの置き場所は、なるべくなら風通しのいい場所に置いたほうがいいですよ。
卵は春まで孵化はしませんが、あまり気温を暖かくしてしまうと、春と勘違いして孵化が早まってしまいます。
なるべくなら自然の流れに沿って春に孵化させましょう。
春になって孵化した幼虫は、とても小さいです。
飼育ケースの空気穴から逃げてしまわないように、空気穴は小さい穴にしておきます。
ケースの中には、止まり木にする枝も入れましょう。
この枝でカマキリは脱皮してくれます。
枝に霧吹きなどで水滴をつけておいてくださいね。
エサは、共食いにならないように、カマキリの幼虫の数に合わせるぐらいの「量」の餌を与える必要があります。
餌は、ショウジョウバエなどが適していますが用意できなければ、ペットショップ等で購入できます。
また、敢えてショウジョウバエを沸かせるために、リンゴやバナナなどの果物を切って、飼育ケースの外に置いておくと自然にショウジョウバエが寄ってきます。
寄ってきたら果物を入れた容器にショウジョウバエが中に入らないぐらいの穴を空けるか、網目になったガーゼなどを蓋のようにかぶせます。
そして、その容器を飼育ケースに入れるとショウジョウバエをカマキリが食べてくれます。
水は、コットンなどに水を浸み込ませ小さい入れ物に入れて置いておきましょう。
まとめ
卵が孵化するときは絶対リアルで見たいですよね。
春になるのが待ち遠しくなります。
飼育ケースの中で一つ一つの卵が孵化して、それぞれが一匹のカマキリへと成長していく様子をぜひ見てくださいね。
野生で見るカマキリよりも、うんと親しみがわきますよ。