カマキリを飼うときに必要なものは、まず飼育するカマキリの家になる飼育ケースです。
特に飼育ケースをお子さんの部屋に置くとなったら小さいケースにしてしまいがちですが、それでいいのかわかりませんよね。
それに、飼育ケースの中も自然な雰囲気を作ってあげるにはどんな環境にすればいいのかも知っておきたいです。
そこで、カマキリを飼育していく環境を中心に調べました。
カマキリの最適な環境作りは?
まず、飼育ケースは、できるなら大きいプラスチックの飼育ケースを用意しましょう。
お店にいくつか種類があったら一番大きいのを購入してください。
次に、飼育ケースの中に土を入れます。
その時に草も一緒に植えます。
この時に植える草は、飼育するカマキリを見つけた場所の草でもいいでしょう。
草を一緒に植えるのには意味があります。
少しでも自然な環境にすることでカマキリのストレスを軽減する意味があります。
ただ、飼育ケースの中に土を入れるのは、どんな虫が混入しているかもわかりませんから、もし土を使うことがむずかしいようであれば、造花の葉っぱなどをケースの底にたくさん敷いて土の代わりにすることもできます。
また、少し手間がかかりますが、カマキリの餌になるようなバッタ・イナゴなどを飼育ケースの中に一緒に入れて同時に飼育すると、エサの準備の手間が省けますよ。
次に、カマキリの止まり木用に葉っぱのついた太い木の枝を用意します。
長すぎたりするようなら切って飼育ケースの中に収まるようにします。
止まり木は、根元を水に入れた容器にさすのがいいのですが、カマキリが容器の中の水に落ちることも考えられます。
水を入れた容器には、カマキリが誤って入らないように、蓋になるような網や脱脂綿などでふさいでおきましょう。
まとめ
飼育ケースの中は、カマキリが本来生活する自然界に近い環境を作ってあげたいところですが、衛生面を考えるとどこまでできるのか難しいですよね。
いよいよ飼育となったら、日中だけではなく夜はどんな風に過ごしているのか観察するのが楽しみですよ。