カマキリは秋に産卵するようですが、ときどき、まだ暑い9月に産卵することもあるそうです。
ところが、その一か月後の10月には、すぐ孵化することもあるようですね。
卵の孵化には気温が大きく関わっていることが原因のようです。
そもそもカマキリの孵化する時期と孵化した幼虫の餌は成虫と同じで大丈夫なんでしょうか。
また、羽化する時期はいつごろでしょう。
そのあたりを調べました。
カマキリの孵化の時期は?幼虫にはどんな餌をあげるの?
秋ごろに産卵したカマキリの卵が孵化する時期は、暖かくなってきはじめる4月ぐらいから5月の春から初夏にかけての時期で、孵化する幼虫は200匹近い数なのでものすごい数になります。
飼育ケースの中で飼育を予定しているなら、なるべく大きな飼育ケースで飼育するのがいいかもしれません。
幼虫同志がお互いを食べしまうこともあります。
余裕のあるケースにしましょう。
カマキリの幼虫の餌は、その体に合わせた小さい虫がいいようです。
たとえばアブラムシや小さいワラジムシがいいですよ。
また、どうしても用意できなければ、ペットショップで幼虫の口のサイズに合う小さいコオロギが売っています。
カマキリの羽化の時期は?
カマキリが羽化する時期は、そのカマキリの体の状態や行動などを見て判断します。
羽化が近づいているカマキリは、ご飯をいっさい食べなくなります。
何度見ても同じ場所にいるなど動きもなくなります。
よく羽化を見たいとじっと観察してもまったく動かず、ちょっと目を離したすきにいつの間にか羽化していた!なんてこともあるようですが、他にも羽化の前ぶれになるような特徴があります。
それは、カマキリの羽芽の部分が盛り上がって見えることです。
まとめ
孵化したカマキリは、幼虫のうちから体形はカマキリなのに、体の色も白っぽく何となく心細い感じがします。
そんなカマキリも、成虫になったら体も太くなり色も変わってカマキリらしくなっていくんでしょうね。
自然の中では数ある幼虫の中から、わずかなカマキリだけが成虫となるようです。
せめて飼育している中では多くのカマキリに成虫へと成長してほしいですよね。