カマキリがすでに亡くなっているはずなのに、お腹やお尻の部分がピクピクと動いていることがありますよね。
また、カマキリのお腹が大きくなって動いていることもあります。
また、お腹が曲がっているカマキリはどうしたのでしょうか?
そんな疑問を調べました。
亡くなっているカマキリのお腹がピクピク動いてる!?
カマキリが亡くなっているのにピクピク動いているのは、体に指令を出して動かす脳のような機能をもった部分が、頭の他の部分にもあることが理由のようです。
昆虫は、体の節ごとに脳が存在しているようなもので、その節ごとにそれぞれの神経が動いて制御しています。
たとえ頭を食べられても、お腹のあたりにある神経のせいでピクピクと動くことがよくあるようです。
カマキリは頭を食べられて食いちぎられると、お腹の神経が活発に活動するようになるようです。
たとえば、カマキリがオスと交じり合う中で、メスがオスを食べてしまうことがあります。
オスが食べられていても、お腹の神経は活動して腹部は動くようになっているそうです。
そして、自分の体液がメスの体の中に入るようになっているようですよ。
カマキリのお腹が大きいのはなぜ?
カマキリのお腹が膨らんでいるのは、卵がお腹にある可能性があります。
10日間から2週間ぐらいで産卵するかもしれません。
他には、カマキリのお腹に寄生虫のハリガネムシがいることもあります。
ハリガネムシは、カマキリの体内でどんどん成長していきます。
その分カマキリのお腹も大きくなってしまいます。
ハリガネムシなら、カマキリに水をかけると中から出てくるはずです。
カマキリのお腹が曲がるのはなぜ?
カマキリは、脱皮を繰り返して成虫になるための成長をとげていきますが、この脱皮のときに、脱皮をうまくできなかったカマキリは、くの字型に体が曲がってしまうことがあります。
脱皮のときに何らかのけがをしたことで奇形したのかもしれません。
もしくは、もともと奇形で生まれてきた可能性もあります。
まとめ
カマキリがすでに亡くなっている状態で体が動いていたら、とても不気味ですよね。
気持ち悪いと思うかもしれません。
でも、体全体に神経のような反応する部分があったのは意外でしたよね。
昆虫の体は奥が深いですよね。