カマキリの体の色はいろいろあるものの、カマキリの目はなかなかユニークで、親しみのある目ですが目の色はどうでしょうか。

たまに、目が黒くなっているカマキリもいますよね。

また、カマキリの卵を探しに行く人もいると思いますが、カマキリの卵には色はあるんでしょうか。

また、カマキリの血はどんな色なのでしょう。

そんな疑問について調べてみました。

カマキリ 目 卵 血 色

カマキリの目の色は夜になると変わる

カマキリの目には、点になっている瞳のようなものがあります。

これは、偽瞳孔と呼ばれるものです。

偽瞳孔は、昼とは違い夜になると色が黒く変わります。

これは周囲が暗くなると光の反射が少なくなり偽瞳孔の部分が大きくなったように見えているだけのようです。

基本的にカマキリの目は、光の加減具合で偽瞳孔が黒い点なったり全体が黒くなったりするようですね。

目が黒くなっても明るい場所に移動すればいつもの目に戻ります。

カマキリの血の色は青や緑

カマキリの血の色は、青や緑色です。

まず、人間に置き換えると、人間の体の中の血液には赤血球がありますよね。

赤血球の中には、鉄を含んでいるタンパク質が色素として入っているヘモグロビンがあります。

ヘモグロビンは、鉄と酸素が組み合わされると赤い血の色になります。

一方、昆虫には、銅を含んでいるタンパク質が入っているヘモシアニンがあります。

このヘモシアニンが酸素と組み合わされると青い血がでます。

そのために、カマキリの血の色は、青から緑色をしています。

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カマキリの卵に色はあるの?

カマキリの卵には、これといった特徴の色はありません。

カマキリの卵は卵鞘(らんしょう)の中に入っていますが、しいていえば、オオカマキリの卵の色は、産んだ直後は白いものの、だんだん枯れた草とほぼ似た色になってきます。

野生で見つけるとなるとかなり苦労するかもしれません。

ハラビロカマキリの卵は、やや薄い茶色ですが、これも特徴のある色ではないので見つけづらいです。

コカマキリは、色よりも形が特徴的です。細長く平べったい形をしています。

まとめ

カマキリの卵の色には、これといった派手な色をしているわけでもなく、卵鞘の色も地味で目立ちません。

昆虫によっては、はっきりした卵の形をしているものや変わった形のものもあります。

カマキリの卵が自然になじむような色なのは、外敵から守る意味もあるのかもしれませんよね。

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