どんな生き物を飼うときも、水とエサには気をつけなければなりません。
大きい動物なら飲みやすい皿などに水をたっぷりあげておけばいいですが、カマキリだと体も小さくどんなふうに飲むのかもわかりませんよね。
ゴクンゴクンと飲んでくれるのか、いまひとつ想像がつきません。
そこで、カマキリの水の与え方を中心に調べました。
カマキリの水の与え方
カマキリの水の与え方は、いくつか方法があります。
一つは、小さくて底の浅い容器に水を入れて置く方法と、水分を含んだティッシュや脱脂綿、コットンなどを平べったい入れ物に入れて置いておく方法です。
常に新鮮な水を与えるようにして交換してください。
二つ目の方法は、飼育ケースの中の側面を霧吹きなどでシュッシュッと濡らしておく方法です。
カマキリは、ケースについている水滴をちゃんと飲んでくれますよ。
体の大きさを考えると水分を摂るには十分ですよね。
そして三つめの方法は、スポイトに水滴をつけたり割りばしに水滴をつけて、直接カマキリの口につけてあげます。
どの方法でも、どのぐらいの頻度で与えるかは、カマキリによって違います。
最初は1日1回や2日に1回水を与えて様子をみます。
カマキリは水をよく飲む昆虫です。
カマキリは、エサを食べてお腹いっぱいになると口にしなくなります。
それと同じで、水も十分飲んだら口に水滴を持っていっても飲んでくれません。
そんなカマキリの「もういらないよ」という行動を見て判断します。
カマキリは、水分を切らすと命に関わるので注意が必要です。
また、常に飼育ケース内を湿らせてあげたほうがいいようです。
カビが生えない程度に側面に霧吹きを使って水滴をつけておきましょう。
まとめ
カマキリに直接水滴をあげるとちゃんと飲んでくれて、そんな姿は可愛いですよね。
人間が与えた水を飲んでいる姿を見ると、昆虫とはいえペットにも近い存在になります。
ただ、カマキリは触り過ぎると体が弱ります。
少しでも長く生きてもらえるように水とエサは切らさずあげ過ぎずに管理し、自由に放っておいてあげましょう。