カマキリを飼育しているとどれぐらいカマキリが生きてくれるのか気になってきますよね。
飼育しているわけでもないのに、玄関前の草地で数か月うろうろしているカマキリを見ることもありますが、弱っている様子もなく、このカマキリはいつまで生きているんだろうと思うこともあります。
そもそもカマキリはどれぐらい生きられるのでしょうか。
カマキリの寿命について調べました。
カマキリの寿命
カマキリは、この世に生まれてから亡くなるまではだいたい半年と言われています。
もちろん、そのカマキリの育っている環境も影響します。
平均すると1年と言われ1年半生きたカマキリもいたようです。
オスとメスの寿命としては、オスは交わりのために飛ぶことで体力をかなり使うことから、メスよりも寿命が短いと言われています。
一方、オスよりも寿命が長いメスのカマキリでも、数回産卵を繰り返すことで体力を使い果たしてしまい、最後の産卵を終えたあと数日後に亡くなってしまいます。
それが寿命なのか、自然界ではエサも食べられなくなり力尽きてしまうこともあるので一概には言えません。
ただ、安定している環境の中で飼育されていれば寿命は延びるようです。
また、カマキリ個々の本来もっているDNAによる寿命もあるようですよ。
すべてのカマキリが長生きするかはわかりません。
カマキリ自体は、絶食にも強く寒さにもかなり強い昆虫なので、寒さが厳しくなる1月を越えても生きていく生命力を持つカマキリもいます。
例えば、飼育している中で、急激に暑くなることもなく気温が一気に下がるほど寒くもなく、温度が安定していてエサも水も十分ある環境下なら、越冬して次の年の春を迎えるカマキリもいます。
まとめ
興味深いのが、自然で過ごしている昆虫たちは、寿命が近づいてくると他の動物や虫たちに捕食されるようです。
これは自然の摂理のようで昆虫たちの命が次の命につながっていくようです。
自然の中のこの命のたすきリレーは、誰が決めたことではなく自然のエネルギーになる虫が、また次の世代のエネルギーになっていくんですね。