衝撃的な4つの事実が判明!目を覆いたくなるようなことから欠点まで!
調べていく中で、とてもショッキングなことを発見してしまいました。
生々しい画像も添付しておりますことを事前にお知らせいたします。
これから順に4つをご紹介していきます。
①共食い!メスがオスを食べる!?
どこかで耳にされたことがあるかもしれませんが、メスがオスを食べてしまうのです。
中には、オスの上半身をバリバリ食べてしまうものもいたりします。
オスは上半身を食べられても下半身が残っていれば、子どもできるそうです。
男性のみなさんにとっては、あまり心地のいい話ではありませんね。
その理由については、米ニューヨーク州立大学フレドニア校のウィリアム・ブラウン氏の言葉を借用します。
「性的共食いは、子孫へのオスの投資を増強するものだ」
つまり、子どもへの父性による自己犠牲です。
研究により、オスはメスの養分になるのではなく、卵の養分になることが判明しています。
オスのカマキリがメスによって食べられる確率は約13%~28%。
意外と確率が低いと思ったのは私だけでしょうか?
最低でも約70%のオスは逃げきれると考えることができそうです。
②カメムシさえも食べてしまう!?
ということは、あの臭い成分もカマキリは、きっと平気なのでしょう。
しかし、わざわざ臭い虫を食べることはないのにと思ってしまいます。
これは、ある生物学研究チーム情報をもとにお伝えしています。
我が家には毎年のように同じ場所にヤモリがやって来ます。
そして、網戸にとまる蛾や小さな虫をぱくりと元気よく食べてくれます。
しかし、カメムシにはそっぽを向いて、興味を示しません。きっと食が進まないのでしょうね。
それに対してカマキリは、来るもの拒まずの姿勢です!貪欲に何でも捕食します。
ある意味カマキリは、人間にとって益虫なのかもしれませんね。
③カマキリには寄生虫がついていることがある!?その出し方は!?
寄生虫の名称は「ハリガネムシ」といいます。
その名の通り針金のようにとても細長いですが、ゴムのような伸縮性はありません。
体長数㎝から1mに達する個体もありますが、太さは1mm~2mm程度です。
カマキリへの寄生は次の3段階に分けて、実に巧妙に行われます。
第1段階は、ハリガネムシは水生昆虫(カゲロウなど)に捕食され、その体内で休眠状態に入ります。
第2段階は、ハリガネムシを宿した水生昆虫をカマキリが食べ、カマキリの体内に侵入します。
第3段階は、特殊な物質を出してカマキリを水辺へ誘導し、尾から飛び出します。
宿主となったカマキリは生殖能力を失い、ハリガネムシが飛び出すと亡くなってしまいます。
一説には、ハリガネムシが寄生できる確率は9割という報告もあります!
カマキリ(特にハラビロカマキリ)などの体内に寄生します。
なぜハラビロカマキリに寄生することが多いのでしょう?
それはハラビロカマキリのエサに関連があります。
ハラビロカマキリは、ハリガネムシの宿主となっているカゲロウやコオロギなどを捕食する機会が多いからです。
この種以外のカマキリでも、宿主となる昆虫などを捕食すれば寄生されていると考えた方がいいでしょう。
ハリガネムシの生態は、まだまだ謎の部分が多く残されています。
寿命は2年から3年と長いです。
他者の体を利用して、生き延びるズル賢い生き物です。食物連鎖をうまく利用している生き物ですね。
ハリガネムシの出し方は、捕まえたカマキリの尾の先を水の中へつけてください。
にょろっと出てくる姿を見ることができるかもしれません。あまり心地のよいものではないと思いますが。
その代わり、そのカマキリは亡くなってしまいますが…。
④カマキリは飛ぶことが苦手です。
「速さ」、「力」、「視野の広さ」を備えたカマキリにも1つだけ弱点がありました。
カマキリは、翅はあるのに飛ぶのがあまり上手ではありません。
なぜうまく飛べないのでしょうか?
それは、カマキリの翅の広さでは体の重さを支えることができないからです。
仮に飛べたとしても、わずかな距離です。とても長い距離は飛べません。
極端なたとえになりますが、大人が子ども服を着ているような感覚です。
ですから、あの翅で肉付きのいい体を支え、遠くまでことはできません。ぼてっと落ちてしまいそうです。
まとめ
別の見方をすれば、カマキリは生活をする上であまり飛ぶ必要がないとも言えます。カマキリは待ち伏せて狩りを行う昆虫だからです。
わざわざ自分から行動しなくてもエサの方が近づいてくるわけですからね!
それに前回の記事でも言いましたが、狩りのうまさは天下一品です!一瞬で捕えてしまいます。
また場合によっては寄生虫がいるっていうのも衝撃でした。カマキリってほんと深いですね。