カマキリを飼育しているとエサをムシャムシャ食べている姿を目撃しますよね。
美味しそうに無心に食べている姿は、自然の中ではそうそう見られることではありません。
食べている獲物の虫はそれほど固いものではないとは思いますが、同じぐらいの大きさの虫にも食らいついていくぐらいなので、強いアゴを持っていそうですよね。
そんなカマキリに指を噛まれたらどのぐらい痛いのか、そんなことを調べてみました。
カマキリに指を噛まれると痛いの?
カマキリに指を噛まれるとちょっとだけ痛いようです。
場合によっては指からうっすら血がにじむような感じになるかもしれません。
ただ、人の指を噛めるほど、口が大きくないので、それほど強く指を噛めるわけではありません。
また、噛むとはいうものの実際にカマキリの口に指を持っていっても、そうそう人間の指を噛むことがないそうです。
カマキリの噛む行動は、相手から攻撃されたり自分の命に危険を感じたときなどに見られます。
普通にカマキリと接している状態では嚙みつかれません。
カマキリは、左右に動くモノに強く反応する動体視力で行動する昆虫なので、指を左右にゆらゆら動かせばエサと勘違いして食らいついてくることはあるかもしれません。
ただ、指を近づけても、噛まれる前にカマキリのカマで挟まれる可能性もあります。
カマキリは、まずは獲物をカマでおさえつけて、大アゴでかじるように食べるようです。
人間の指を噛むことはできても、かじるのは相当な力がないと無理ですよね。
人間の指より手を認識したら、自分よりも体の大きいことがわかるので、基本臆病者のカマキリは逃げていくかもしれませんね。
まとめ
カマキリは、エサを食べ終えたあとにカマになる前脚をなめて掃除をするようです。
まるで猫のようにきちんと手入れをしているんですね。
私たちがご飯を食べたあとに歯を磨くことと同じではないでしょうか。
こんな小さい体でもそんな手入れをしているなんて、カマキリは獰猛なイメージだけじゃなく清潔な昆虫でもあるのかもしれません。