子供にカマキリについて聞かれた経験はありませんか。

子供にはいろんな意味で興味があるカマキリです。

学校の行き帰りでカマキリをよく見かけることから、親にむずかしいことを聞いてきたりしますよね。

そこで、ここでは、カマキリの体の構造を中心に調べてみました。

カマキリ 口 卵 体 構造

カマキリの体の卵と体の構造。小さい口でもかみ砕く強い口

カマキリの卵は卵鞘という入れもの中に包まれた状態で卵を産み付けます。

産み付ける場所は、木の枝や枯れ葉の裏などに産み付けます。

たまに家の壁や木のはしごなどに産み付けるときもあります。

卵からは数百匹のカマキリが生まれますが、自然界の中で生き残れるカマキリはわずかしかいません。

カマキリの体の構造は、首のあたりから後ろの方まで細長いです。

脚は6本ありますが、そのうちの前脚の部分の先端がカマになります。

このカマには無数のトゲトゲがあり、このトゲでエサとなる虫をひっかけて押さえつけます。

カマは、少し厚みはあるものの中の脚と後ろの脚は細長いです。

カマキリの顔は特徴的な形をしていますよね。

形が逆三角形で、その上半分が目になっています。

カマキリの目は瞳がなく、点に見えている部分は複眼です。

カマキリの胸のあたりは長くて、頭の部分と胸の境になる部分は柔らかくなっており、頭の部分だけ広い角度で動かすことができますよ。

口は小さくても噛みつく力は強いです。

この口でエサとなる虫の体を砕きます。

触角となる部分は、細長い毛髪のような形状になっていています。

幼虫の時期は、はまだ翅芽という状態で羽がないのですが、成虫には、前羽の細長い形をした羽と、扇状の形に広がる後羽があります。

羽はあるものの、カマキリ自体は飛ぶのが苦手です。

たまにバタバタと音を立てて飛ぶことがありますが、長距離を飛ぶことができません。

直線的にわずかな距離を飛ぶことしかできないんですね。

カマキリの羽はほとんどが威嚇のときなどに広げて使うことが多いようです。

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まとめ

カマキリの羽は飛ぶことにはまったく力を発揮しないんですね。

たまにほんの少しだけ飛んですぐ落ちてしまうカマキリを見ることがありますが、着地で脚でも骨折するんじゃないかと見てみると、無事着地している感じです。

横に飛ぶことはなんとかできても高く真上に飛ぶことはできないんでしょうね。

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