飼育していたカマキリが産卵し幼虫がたくさん生まれると、気持ち悪いという人もいますが、あんな小さい体なのに体の形や体つきがもうすでにカマキリなんですよね。
そんなところが愛おしく思うこともあります。
できるなら、幼虫から成虫まで育って立派な立ち姿を見たいと思います。
そうなると幼虫を育てるときにはエサや水はどうしたらいいのでしょうか。
調べてみました。
カマキリの水のやり方とエサの与え方
絶対欠かすことができない水分ですが、水飲み場として小さくて平べったい形をした容器を用意します。
その中に脱脂綿やコットンに水を含ませて置いておきます。
また、飼育ケースの中を霧吹きで湿らせるのもおすすめです。
脱脂綿やコットンが乾燥しないように注意してくださいね。
エサは、カマキリは本来肉食なので生きているエサを食べます。
エサとして与える虫なら、コオロギ・バッタ・蝶々やハエなどです。
ただし、その辺の野生の昆虫を食べさせるのは、病気や寄生虫の原因になることもあります。
コオロギなどはペットショップなどで適度な大きさのコオロギが売っているので、お店で購入することをおすすめします。
また、毎回似たようなエサになるとカマキリも飽きてきます。
肉食のカマキリなので、脂身のないササミの部分などを与えてみてもいいかもしれません。
そのときは、生きたように見せるためにササミの部分をぶら下げて、カマキリの目の前をブラブラさせてあげるといいですよ。
もしくは竹串やピンセットなどにエサをつけて、直接カマキリの口にもっていくと食べてくれます。
また、ヨーグルトを水と少し混ぜてティッシュに含ませて置いておくのもいいですね。
食べ過ぎはキケン!
人間と同じくカマキリは食べ過ぎてしまうと亡くなってしまうことがあります。
カマキリはあの体つきからエサをたくさん食べそうですが、実は、それほど大食いではありません。
コオロギや生の虫なら2日1回ぐらいのペースで与えてあげるぐらいがいいです。
最初のうちは、カマキリがどれぐらい食べるのかわかりません。
数日エサをやりながらそのペースを観察すると、適度な量がわかってきます。
まとめ
カマキリのエサは、他にもプリンやソーセージやゼリーなど、柔らかめのエサも結構食べてくれます。
カマキリの飼育には、エサの食べさせ過ぎないこと、水分を切らさないことがとても大切です。
また、直接水滴などをカマキリの口にもっていくと、カマキリがちゃんと飲んでくれているのがわかります。
なかなかかわいいですよね。